何もしない日

 現代は何かと効率を重視し、常に何かに追われている状態が続いています。休みの日でさえも、計画を立てて何かを行い、動かないという事がまるで悪のように感じたりする時もあるでしょう。

 しかし、実は何もしない日ほど大切な事はありません。全く何もしないで終わった一日があった方が、頭の中に無駄に動いていた情報が収まったりします。
 それは例えば、水が澄んでいた池の中に沢山の人が入った後は、池の底の砂が舞い上がって水が濁りますが、それが日々の活動している状態だとします。休まなければ絶えず誰かが動き回っているので、水は濁ったままです。そこで、何もしない日を作ると、舞い上がった砂たちはしばらくするとそこの方に沈み、水が澄み渡っていくでしょう。

 これが何もしない日です。忙しく動いていると、止まる事自体に罪悪感が生まれたりしますが、あえてそれを止めてみる事で、沈むものや浮き上がってくるものが出てきて、色んなことの透明度が上がります。

 もし最近頑張っているのに、なかなか上手くいかない、という事が続いているのでしたら、一度思い切って何もしない日を作ってみるのはいかがでしょうか?
 とても大切な事だと思います。


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